ダイヤモンドのご説明

ダイヤモンドは、等軸配列で結晶化した炭素でできた鉱物です。
ダイヤモンドは単一元素でできた唯一の宝石であり、他の宝石はすべて2種類以上の組み合わせとなります。


ダイヤモンドはなぜ価値がある?

宝石は宝飾品としての価値だけでなく、財産的な価値が備わってなければなりません。
財産的価値とは、“美しさ、耐久性、希少性”を示します。
ダイヤモンドの美しさの価値においては、グレードのよい物なら間違いなく美しいと言われ、耐久性の価値においては、結晶構造を持つ炭素の同素体の一つであり、 天然で最も硬い物質であると評価できます。希少性の価値においては、4Cの高い基準を持つダイヤモンドは希少性があると言えるでしょう。
よって、ダイヤモンドは宝石として必要とされる条件を満たすことが出来るので、価値があると言えるのです。


ダイヤモンドの評価方法 4C

ダイヤモンドは熟練したプロの鑑定士によって等級づけをされます。
ダイヤモンドの4Cとは、品質等を評価する基準の4要素の頭文字を示します。
一般的に4Cでグレードが上がると、稀少性が高くなるとされています。
Cut カット カットされた形
Color カラー ダイヤモンドの色
Crarity クラリティー 透明度
Carat カラット 石の重さ
噂の五番目のCとは・・・
レオナルド・ディカプリオ主演映画、“ブラック・ダイヤモンド”に出てくる5番目の“C”、Conflc(争い)のCがあるとされていましたが、実は本当に5番目のCがあるのです。
本当の5番目の“C”とは、ダイヤモンドをプロの鑑定士がグレーディングする際の、Certification(鑑定)のCとされます。

カラット(Carat)

一般的に大きさを示す値と思われがちですが、大きさを表すものではなく重量を表すものであり、メトリック・カラットを単位として測定し、記号「ct」が用いられています。
1カラットとは0.200gなので、1gのダイヤは5カラットといったようになります。
一般的に、重量が増すにつれ価格も上がります。
ちなみに、カラットの語源は昔インドでダイアモンドの計量に、何時も大きさの一定であるケラシオン(いなご豆)の実の粒を使ったことに由来しています。

カラー Color

ダイヤモンドは、ピンクやブルー、オレンジ、グリーンなどのファンシーカラーを除き、無色が最も高い評価をされています。
カラーグレードを鑑定する時には、マスターストーンと呼ばれる、予めD,E,F,G・・・と鑑定されたダイヤモンドと鑑定されるダイヤモンドを比較しながら決められます。
※ファンシーカラーはD〜Zに含まれておらず、色が明るく純粋なほど価値は高くなります。
カラーグレードの良いものを手に入れるには?
鑑定書を見て購入することも一つの手ではありますが、ダイヤモンドは、プラチナ枠を使用しセッティングされたダイヤモンドは、カラーグレードが上がって見えることがあり、 それとは逆に、ゴールドの枠を使用しセッティングされたダイヤモンドは、カラーグレードが下がって見えることがあります。
このような性質を覚えておくと良いでしょう。
ダイヤモンドの蛍光性とは・・・
ダイヤモンドの中には蛍光性を帯びているものがあって、蛍光性が強いダイヤモンドは紫外線を吸収してより波長の長い可視光(一般的に青色領域)を放出します。
この蛍光性は、カラーグレードの良いダイヤには、悪く影響し(本来の輝きが鈍り、良い透過性が生かせない)、 カラーグレードの低いダイヤには良く影響する(青色の蛍光性が黄色身を打ち消すため見かけのカラーグレードが良くなる)と言われています。
ファンシーカラーでもっとも希少性が高いものとは?
ファンシーカラーでは、ファンシーレッドが一番希少性が高いと言われています。
<希少性ランキング>
1. レッドダイヤモンド
2. グリーンダイヤモンド
3. パープルダイヤモンド
4. オレンジダイヤモンド
5. バイオレットダイヤモンド
6. ブルーダイヤモンド
7. ピンクダイヤモンド

クラリティー Clarity

ダイヤモンドの成長過程において、圧力や温度などが一定に保たれることは難しく、鉱物の結晶などの不順物が混入してしまいます。
また割れや傷、研磨時に付いた傷などを総称して、インクルージョン(内包物)と呼びます。
クラリティーグレード等級づけ方法
クラリティーグレードはどのようなブレミッシュ(表面上の特徴)やインクルージョン(内包物)があり、どの程度、透明度に影響しているかなどを考慮し、 国際基準によって決められた10倍ルーペ(拡大鏡)を使用して等級づけをしています。FL(フローレス)に近くなるにつれて高価な石とされます。
FL Flawless フローレス 10倍拡大で、内包物を見つける事が出来ない。
希少価値の高い石で高額で取引されます。
IF Internally Flawless インターナリー・フローレス 10倍拡大で、内包物を見つける事が出来ないが、 外部には微細な研磨痕等が見られる。
価値の高い石で、クラリティにかなりこだわられる方々に人気があります。
VVS1 Very Very Slightly 1 ベリーベリースライトリー 10倍拡大で、内包物等の発見が困難。
流通量も多く、ポピュラーな最高級品の石として人気があります。
VVS2 Very Very Slightly 2
VS1 Very Slightly 1 ベリースライトリー 10倍拡大で、内包物等の発見がやや困難。
VVSクラスと比較するとお手頃価格なので、VS1・VS2はエンゲージリング等で人気があります。
VS2 Very Slightly 2
SI1 Slightly Included 1 スライトリーインクルーレッド 10倍拡大で、内包物等の発見が容易ですが、肉眼では困難。
価格が安くて綺麗な石を求められている方に人気があります。
SI2 Slightly Included 2
I1 Imperfection 1 インパーフェクト 内包物等、肉眼で容易に発見できる。
複数石のファッションリングやペンダントトップ、ブレスレット、ピアスなどでよく使われており、低価格なジュエリーとしても人気があります。
I2 Imperfection 2
I3 Imperfection 3

カット Cut

カットはダイヤモンドの美しさに人間が唯一関与する部分です。
カットによって色を強調することも、インクルージョン(内包物)を隠すことができます。

カットはプロポーション(宝石内部で反射する光の量にに影響を与える)と、フィニッシュ(研磨の質を判断するもので、宝石の光沢に影響を与える)によって 総合評価され、6段階に等級付けされます。

カットの種類
“ラウンド・ブリリアント・カット”は58の研磨された面を持ち、ダイヤモンドの美しさを最大に引き出すと言われています。
ラウンド・ブリリアント・カット
ラウンドブリリアント以外のカットでは、以下のようなカットがあります。
ハート・カット   エメラルド・カット   プリンセス・カット   ペア・カット   マーキーズ・カット   オーバル・カット