大切に保管していたお気に入りのピアスやイヤリング。久しぶりに着けようと思ったら、変色していて驚いてしまった経験はありませんか? 直接肌に着けるアクセサリーは、気がつかないうちに汗や汚れがついてしまうものです。美しい状態をいつまでもキープするためにも、正しいお手入れの方法を知っておきましょう。
ピアスやイヤリングが汚れてしまう理由
ピアスやイヤリングは、女性のお洒落に欠かせないアイテムのひとつです。中には、気に入ったデザインのものを常に身に付けているという方も多いのでは? ところがこのピアスとイヤリング、実は私たちが思っている以上に汚れや雑菌が付着しやすいという欠点があります。そして汚れや雑菌をそのままにして身に付けていると、ピアスホールが化膿したり、耳ニキビなどの肌トラブルを引き起こしたりしてしまうことも。直接肌に着けるものだからこそ、しっかりとお手入れをして綺麗な状態を維持したいものです。
そもそも、なぜピアスやイヤリングが汚れてしまうのでしょうか。主な理由として考えられるのが、汗や皮脂、化粧品、髪についたスタイリング剤などが考えられます。これらが付着したまま放置していると、汚れや雑菌が繁殖しやすくなってしまい、黒ずみや変色を引き起こしてしまうのです。
ピアスやイヤリングのお手入れ頻度
直接肌に身につけるピアスやイヤリングは、できるだけ使ったらその都度お手入れをするのが理想的です。特に、ピアスは耳に開けた穴に通して使用するため、汚れや雑菌が繁殖した状態で使い続けてしまうのは、衛生的にも良くありません。ピアスやイヤリングを着けたまま眠るのではなく、入浴前に必ず取り外してお手入れをするようにしましょう。こまめに手入れをすることで、くすみや変色、黒ずみなどを軽減することができます。
ピアスやイヤリングのお手入れの方法
では、ピアスやイヤリングをお手入れする際の手順について、詳しく見ていきましょう。ピアスやイヤリングはその素材によっても手入れの仕方が異なります。
シルバー素材
シルバーは汗や皮脂などによって黄ばみや黒ずみが生じやすい素材ですので、毎日つけるピアスやイヤリングなどは必ずこまめに手入れをする必要があります。市販されているシルバー専用のクロスで磨くのが最も簡単な方法です。また、水200ml に中性洗剤を数滴混ぜたものに、ピアスやイヤリングを10分程度入れておき、その後歯磨き粉と歯ブラシで優しく磨くという方法であれば、頑固な汚れや黒ずみもしっかりと落とすことができます。ただし、歯磨き粉で磨いた後には必ず流水できれいにすすぎ洗いをし、乾いたタオルで水分をしっかりと取り除きましょう。
ゴールド素材
シルバーと比べると、ゴールドは比較的くすみや変色が起こりにくい素材です。とはいえ、肌に直接着けることを考えた場合、やはりこまめな手入れは不可欠でしょう。日常的な手入れとしては、ゴールド専用のクロスで磨く方法おすすめです。万が一くすみや変色が生じてしまった場合には、お洒落着用洗剤などの中性洗剤をぬるま湯に溶かしたもので、丁寧に洗ってみましょう。
知らず知らずのうちに汚れがたまってしまうピアスやイヤリング。こちらで紹介した内容を参考にして、しっかりとお手入れをしましょう。