2月の誕生石「アメジスト」の宝石言葉と特徴

好奇心旺盛で友好的な一面と、物事を理論的に考える冷静な一面を持ち合わせていると言われる2月生まれ。誕生石は、古くから神聖な石として広く世界で崇められてきた「アメジスト」です。パワーストーンとしてもアクセサリーとしても人気の高い2月の誕生石「アメジスト」について、その特徴や魅力を詳しく解説していきます。

 

アメジストとは?

青または赤みがかった紫など、見る方向によってさまざまな色を見せる多色性が魅力の「アメジスト」。その高貴な雰囲気から、神聖な石として古くから崇拝の対象となってきました。その名前はギリシャ神話に登場する美しい少女に由来すると言われています。月の女神・ディアナが、酒と豊穣の神・バッカスの家来に襲われそうになった少女アメジストを守るため水晶に変えてしまったという神話で、その水晶の美しさに罪の重さを後悔したバッカスが懺悔のために、葡萄酒を水晶にかけたところ、透明な水晶が世界で最も美しい紫色の宝石アメジストになり、それがバッカスの命のエネルギーとなったというものです。主にブラジル、ウルグアイ、南アフリカなどで採掘されている宝石で、特にウルグアイは産出量が多いため、アメジストを国石として定めています。

 

アメジストの宝石言葉とパワー

「誠実」、「真実の愛」、「心の平和」という宝石言葉を持つアメジスト。古くから霊性の高い神聖な石として崇拝の対象となってきました。パワーストーンとしてのアメジストの主な意味は以下の通りです。

 

真実の愛を引き寄せる

「愛の守護石」とも呼ばれているアメジストには、物事の本質を見抜く力が宿るとされています。とてもスピリチュアルなパワーが強い石だと言われていて、邪悪な気持ちを取り除き、真実の愛を引き寄せる効果があるため、恋愛成就としても人気の高い宝石です。失恋の傷がなかなか癒えない人や、現在の恋人やパートナーとの愛を深めたい人、結婚につながる運命的な出会いを求める人は身につけると良いでしょう。

 

直感力や洞察力を高める

アメジストには、集中力や直感力、洞察力を高めて瞑想や祈りを助ける効果があることから、司祭の指輪や僧侶の数珠など、古くから世界各国で宗教的な儀式で使われてきました。イライラや不安といったネガティブな感情を消し、心に余裕を与えるパワーも持っていて、偏った考え方を修正して正しい方向へ進む手助けをしてくれます。インスピレーションを刺激し、クリエイティブな能力や集中力、理解力を高めたいという人におすすめです。

 

心のバランスを整える

アメジストの紫色には、ストレスを取り除いて精神の安定をはかる効果もあります。予想外の困難やトラブルに直面した際、感情的になることなく冷静に対処できるように心を整える働きも。直感に従って行動しがちな2月生まれの方が、ひとつのことに没頭しすぎて周りが見えなくなってしまうのを防ぎ、冷静に物事を見つめられる手助けをします。調和や平穏を求めるときにおすすめです。

 

2月生まれの方は上記の内容を参考にして、アメジストのアクセサリーを購入してみてはいかがでしょうか。天然石は色も形も同じものは存在しません。世界にひとつだけの特別感が、自分らしい魅力を最大限に引き出してくれるはずです。