会社の報賞などで、商品券やビール券をもらったものの、なかなか使う機会がなくて持て余しているという方はいませんか? 使う予定のない商品券などは、いつまでも手元に残しておかず、思い切って買取りに出してお小遣いに変えるのがおすすめです。そこで今回は、金券やチケットを買取りに出すときのポイントについて、詳しく解説します。
どんな金券を買取りしてもらえるの?
ひと口に金券と言ってもさまざまな種類がありますが、どんなものを買取りしてもらうことができるのでしょうか。代表的なものとしては、各旅行会社が出している旅行券、百貨店の「商品券」や、信販系の「ギフト券」、コンビニなどで使える「クオカード」、本の購入に使える「図書カード」、ビールや飲料の購入に使える「ビール券」など。そのほかにも、レジャー系、テーマパーク系、飲食店系などの「株主優待券」や、新幹線や在来線の「回数券」、ライブやコンサートなどの「チケット」、「切手」、「ハガキ」、「レターパック」、「収入印紙」なども買取りをしてくれるところが多いようです。また、最近ではあまり見なくなった「テレフォンカード」も買取りの対象となっています。昔趣味でいろいろな柄のテレフォンカードを集めていたけれど、携帯電話が主流になってその存在をすっかり忘れていてという方は、まとめて買取りをしてもらうことで思わぬ臨時収入を得ることができるかもしれません。ただし、店舗によっては有効期限のある金券やチケットは買取りに応じてもらえない場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
金券を売るときのポイント
では、実際に金券を買取りに出す際には、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。主なポイントは以下の通りです。
日焼けをしないようにきちんと保管する
買取りに出す金券やチケットは、その状態によって買取り価格が微妙に変わってきます。店舗側も買取りをした金券はその後店で売るわけですから、綺麗な状態を好むのは当然のことです。日に焼けて色褪せたもの、折れたり汚れたりしているものは、買取り価格が下がってしまうこともあるので保管方法にも注意しましょう。
なるべく早めに買取り業者に依頼をする
コンサートやライブのチケットなどを買取りしてもらう場合には、需要がある時期に売ることで買取り価格が高くなることもあります。買取りに出すと決めたら、できるだけ早く売ってしまうのがおすすめです。また、金券の枚数が多く買取り価格が高額になりそうな場合には、あらかじめ買取りをする店舗へ電話をしてその旨を伝えておくと良いでしょう。店舗によっては防犯面の対策から、店にあまり現金を置いていないところも多いからです。商品の種類や量、来店可能な日時をあらかじめ伝えておくことで、店側は支払いの準備ができるためスムーズに買取りの手続きが進むでしょう。
まとめて売るようにする
金券は1枚単位での買取りももちろん可能ですが、量がまとまっている方が買取り価格は高くなる傾向にあります。特に切手の場合には、シート単位、シリーズ単位で揃っているのが理想的です。
いつか使うかも知れないからと手元に置いている金券やチケットは、思い切って換金してもらうのがおすすめです。少しでも希望の価格で買取りしてもらえるように、上記の内容を参考にしてみてください。