空の高さと、色づき始めた木々の葉に秋の訪れを感じる10月。この月に生まれた人は、意思の強さと強い責任感を併せ持っていて、頼れる存在として周りから愛される人です。そんな10月生まれの誕生石は、非常に明るいエネルギーを持った幸運の石として知られる「オパール」。ここでは、ジュエリーとしても人気の高いオパールについて、その特徴や魅力を詳しく解説します。
オパールとは?
酸化鉱物の一種である「オパール」は、宝石の中でも唯一水分を含んでいる鉱物で、天日での乾燥に耐えられた原石だけが宝石へと加工されます。日本名で「蛋白石(たんぱくせき)」と呼ばれているオパールですが、その魅力は何と言っても輝きの美しさ。石のなかでで青、緑、赤、紫とさまざまな色が虹のように変化する現象は「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」と呼ばれていて、オパールの価値を決める上でとても大切な要素です。なかでも、黒系の地色に赤斑が多く見られる「ブラックオパール」は、見る人を一瞬で虜にする神秘的な輝きを持っていて、希少で高貴な宝石として扱われています。最大の産地は全世界シェアの97%を占めるオーストラリア。そのほかにも、メキシコやペルーなどではオーストラリアのサファイアよりも透明度の高いものが産出されています。
オパールの宝石言葉
古代サンスクリット語で「宝石」を意味するオパール。希望の石として知られるオパールには、「幸福」、「安楽」、「創造」、「活力」、「好転」といった石言葉が付けられていて、悪い状況に直面した際に困難を乗り越える力をあたえてくれると言われています。また、内面の美しさを作り出すとされるオパールは、「キューピッドストーン」とも呼ばれていて、運命の人を連れてきてくれる縁結びのパワーストーンとしても人気です。
オパールのパワー
初めて採掘されてから長い歴史を誇るオパールですが、時代によって「不幸を招く石」として嫌煙されたり、「幸せを招くお守り石」として珍重されたりと、たびたびその価値が変化してきたという特徴があります。現在では「希望の石」という認識が一般的に広まっていて、身につけている人のパワーを強力にしてくれると信じられています。「好転」というオパールの宝石言葉からもわかるように、現状を打破して悪い状態から抜け出したいときに効果を発揮してくれる石です。恋愛関係や夫婦関係でギクシャクしていたり、仕事で行き詰まってしまったりという状況を好転したい場合に身につけると良いでしょう。また、内面の美しさを引き出してくれる力も持っているため、美的感覚を高めて才能を引き出す効果もあり、美に関わる仕事をしている人におすすめです。カップルや夫婦のお守り、忍耐力を求める人へのお守りにも。
10月生まれの方は、上記の内容を参考にして自分に合ったオパールのアクセサリーや指輪を購入してみてはいかがでしょうか。