
使わなくなった家電品は、買い取ってもらうことで臨時収入を得ることが可能です。とはいえ、家電品はめまぐるしく新製品が登場しますので、型落ちした製品には買値がつかないというケースも少なくありません。不要になった家電品は、どうやって処分したら良いのでしょうか。今回は、その方法について詳しく見ていきましょう。
ネットオークションで個人売買する

不要になった家電品をできるだけ自分の希望する金額で売りたいという場合には、インターネットオークションの利用がおすすめです。ただし、オークションというのは入札者がいて初めて売買が成立するものですから、希望の金額を設定していても入札してくれる人がいなければその家電品を売ることはできません。また、仮に落札者がいた場合でも、家電品を梱包して発送するには大変な手間がかかるということも理解しておかなければなりません。特に冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を売りたい場合には、どのように発送するのかを事前に決めておく必要があるでしょう。
リサイクルショップに売る

不要になった家電品がまだ使えるものであるのなら、リサイクルショップなどの中古品販売業者に買い取りしてもらうという選択肢もあります。全国展開している大手のリサイクルショップでは、自宅まで出張査定に来てくれるところも多く、わざわざ重たい家電品をお店に運ぶ手間も不要です。
商品の質によって買い取り金額は異なりますが、テレビや冷蔵庫、洗濯機などのように比較的人気のある家電品は多少古いものであっても買い取ってもらえる可能性が高くなります。ただし、いつでも同じ金額で買い取ってもらえるわけではなく、シーズンによって買い取り額が低くなったり高くなったりするなど買い取り額が季節によって左右されるため、売るタイミングを見極めることも大切です。
質屋の買い取りサービスは?

質屋でも商品の買い取りを行っていますが、不要になった家電品なども対象になるのでしょうか? 例えば、小型の掃除機や空気清浄機、アイロン、ノートパソコンやプリンターといったものは、新品であれば買い取りの対象となるところがほとんどでしょう。一方で冷蔵庫や洗濯機といった大型の家電品などは買い取りを行っていないところが多いようです。
また、質屋はリサイクルショップとは異なりますので、年式が古い型落ちの家電品については、買い取りの対象にならないことを理解しておきましょう。
不要になった家電品の買い取りや個人売買が難しい場合には、自治体の粗大ゴミ処理方法に従って処分します。ただし、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機は、家電リサイクル法に則って所定の費用を支払って処分しなければいけませんので、注意が必要です。

商品の入れ替わりが激しい家電品には、「売り時」というものが存在します。その時期を逃してしまうと、買い取り額が大幅に下がってしまったり、買い取りそのものをしてもらえなかったりしますので、できるだけ早く売るようにしましょう。



