真珠の種類とそれぞれの特徴

可愛らしさと上品さ、両方の魅力を持った真珠のアクセサリー。身に付けた人の美しさを最大限に引き出してくれる真珠は、大人の女性ならぜひ持っておきたいアイテムのひとつです。真珠はその種類によって色や形といった特徴が細かく異なります。自分にぴったりの真珠を見つけるためにも、まずはその種類について詳しく勉強してみましょう。

 

真珠とは?

かつては宝石の王様とも呼ばれていた真珠。宝石といっても石ではなく、貝の体内で生成されるため「生体鉱物(バイオミネラル)」とも呼ばれています。真珠には、人が全く手を加えずに作られる「天然真珠」と、人の手によって母貝に核を入れて作る「養殖真珠」がありますが、天然真珠は希少価値が大変高いため、私たちが普段目にするアクセサリーなどの装飾用に使われている真珠は、そのほとんどが養殖真珠です。天然真珠は「人魚の涙」、「月のしずく」とも呼ばれて、解熱剤などの薬にも使われています。

 

真珠の種類について

真珠は養殖に使われる母貝の種類によって、光沢や色といった特徴が異なります。主な真珠の種類とその特徴を詳しくみていきましょう。

 

アコヤ真珠

日本近海に生息している「アコヤ貝」から採れる真珠のことで、日本で養殖されている真珠のほとんどがアコヤ真珠です。その歴史は非常に古く、古事記や日本書紀にも登場していると言われています。ホワイトやピンクホワイトといった定番色はもちろん、グリーンやブラックといった色のものもあり、貝の性質から美しい形状の球ができるのが特徴です。また、アコヤ真珠の中でも最高品質のものを「花球真珠」と呼んでいて、一般的な真珠と比べてその価値は非常に高くなります。花球真珠にはその品質を保障するための鑑定書がつけられているのも特徴です。

 

南洋真珠

オーストラリアやインドネシアといった南洋に生息している「白蝶貝」から採れる真珠のことで、母貝が大きく育つため真珠の粒も大きいサイズのものが多いのが特徴です。色はホワイト・シルバー、クリームゴールドのものが多く、華やかなアクセサリーなどでも人気の高い種類です。

 

淡水真珠

川や湖などに生息する「イケチョウ貝」という大型の二枚貝から採れる真珠のことです。日本では琵琶湖などでも養殖されていますが、多くは中国から輸入されています。以前は「淡水真珠=粒が小さく形が不揃い」というイメージが強かったものの、養殖技術が向上したこともあって、現在ではアコヤ真珠と同様の高値がつくものも増えてきました。

 

黒真珠

タヒチ近海の「黒蝶貝」と呼ばれる貝から採れる真珠で、「タヒチ真珠」とも呼ばれているものです。黒蝶貝から採れる真珠はそのほとんどが黒色で、中には緑や赤系のものもありますが、白真珠は作られません。黒真珠の中でも深緑色に赤みがかった反射が見られる「ピーコックグリーン」は、その美しさから大変人気の高い真珠となっています。サークル型に巻いた「バロック型」や、「楕円形」、「しずく型」など、球体以外にもさまざまな形があるのも魅力です。

 

アワビ真珠

宮城県や長崎県の一部で作られている「アワビ」を母貝とした真珠のことを指します。サイズが比較的大きなものが多く、淡い青、緑、桃色、紫といった上品で個性的な色味が特徴です。

 

マベ真珠

奄美大島や琉球列島をはじめとする熱帯、亜熱帯地域に生息する「マベ貝」から採れる真珠のことです。独特な輝きを持つシャンパンクリーム色のものが多く、形状も半球形のものが多くなっています。

 

ひとくちに真珠と言っても、その種類はさまざまです。真珠の購入をご検討の際には、こちらで紹介した内容を参考にして、お気に入りのものを見つけてみましょう。