4月の誕生石「ダイヤモンド」の宝石言葉と特徴

新しい命が芽吹き、世界が瑞々しいエネルギーで満ちあふれる4月。この月に生まれた人は、華やかで明るい性格が魅力で、一度きりの人生を思い切り楽しみたいという思いが強いと言われています。そんな4月生まれの誕生石は、自然界で最も硬い鉱物として知られている「ダイヤモンド」です。ここでは、宝石としても高い価値が認められている「ダイヤモンド」について、その特徴や魅力を詳しく解説していきます。

 

 

ダイヤモンドとは?

数ある宝石の中で最高の知名度を誇る「ダイヤモンド」。どんな宝石よりも硬度が高いため、ギリシャ語の「adamas(征服し難い)」という言葉に由来して、その名が付けられたと言われます。地球上のあらゆる鉱物の中で最も硬い石だとされる理由は、ダイヤモンドが純粋な炭素で作られ、非常に強い結晶構造を持っているからだとされています。

一般的にダイヤモンドと言うと、無色透明の宝石といった印象が強いですが、実際にはブラウン、イエロー、ブルー、ピンク、レッド、グリーン、パープルなど、その色の種類は実にさまざまです。主な産出国はボツワナ、ロシア、南アフリカ、カナダ、オーストラリアなどをはじめとする世界数10カ国以上。

中でも、ボツワナで採掘されるダイヤモンドは世界的に見て非常に品質の高いものが多く、ほかの産出国と比べて1カラットあたりの価格も高くなっています。ダイヤモンドの品質は「Color (色)」、「Clarity(透明度)」、「Carat(重量)」、「Cut(カット)」からなる4Cと呼ばれる基準によって評価されるのが一般的で、これらの評価を総合した点数によって価値や価格が決められるのです。

 

ダイヤモンドの宝石言葉

地球上で最も硬い鉱物であることから、「固い絆を結ぶこと」の象徴とされているダイヤモンド。結婚する相手にダイヤモンドを送るのは、「純潔」、「純愛」、「永遠の絆」と言ったロマンチックな石言葉にちなんでのことだと言われています。

こうしたロマンチックな宝石言葉を知ると、婚約指輪や結婚指輪にダイヤモンドが選ばれるのも納得できるはずです。

 

 

ダイヤモンドのパワー

ルビー、サファイア、エメラルドと並んで、世界四大宝石としても知られているダイヤモンド。「永遠の絆」や「純愛」といった宝石言葉からも分かるように、相手との絆を確固たるものにするというパワーを持っています。

周囲にある邪悪な気を取り除き、理念や意志を強化して、困難を乗り越えさせてくれる力を持っている一方で、あらゆる物事を増幅させる力も強いため、ダイヤモンドを身に付ける場合は、自分自身に対して厳しく、正しい心構えでいることが必要です。つまり、ダイヤモンドを身に付けている本人の心構えがポジティブなものであれば、プラスの結果を得る事ができますが、万が一、ネガティブな気持ちで身に付けてしまうと、マイナスの結果を引き出してしまうということも。強力な力を持った宝石だからこそ、それを身に付ける人はしっかりとその責任を負う必要があるというわけです。

多くの人に知られているダイヤモンドですが、その名前の由来や宝石言葉は知らなかったという人もいるでしょう。4月生まれの人は、自分が気に入るダイヤモンドのアクセサリーを購入してみてくださいね。